次に、週40時間制への対応であるが、農閑期は第2土曜は休み、第4土曜は交代制を取り、農繁期は店は休まず交代制で対応している。
次に、経営理念についてお伺いすると、社長は、「お客様に選ばれる店作り」を目指し、他社とは一風変わったやり方を取っているといわれる。
当社では、1月に展示会、3月に実演会、7月に展示会、10月に刈り取り実演会、11月に実演会を開催している。
社長は、試運転だけでは時間がなく、なかなか農家に機械の良さがわかってもらえない。展示会だけではだめであり、こまめに実演会を開催することが販促につながる。農家は使って初めて機械の良さが分かるのであり、このことが農家だけでなく、社員の教育にもつながる。
また、写真でお分かりのとおり、整備センターには、ガラス張りのショールームがあり、お客様が気持ちよく来店していただく思いが込められている。
次に、企業経営の特色であるが、第1には建設機械を扱っていることがあげられる。
当社のテリトリー内では昭和50年代にほ場整備が進み、農業機械が大型化し、それに伴い農繁期が短くなってきた。昭和58年には整備センターを開設したが、従業員を抱える中で、農繁期と農閑期の谷間を埋めることを考えなくてはならない。
加えて、昭和62・63年頃、国会では米は一粒たりとも自由化はしないと決議をしていたが、いずれ自由化に踏み切るのではないか。農業の先行きは暗いのではないかと考えた。
このような折、平成元年にヤンマー西日本建機ができたことから、当社も本格的に建機を扱うようになった。前述したとおり、社内では、農機と建機の色分けをせず、両方を扱うようにしており、このことが社員のレベルアップにつながるとともに、現在では、建機関係の売り上げが全体の4分の1を占めるに至っている。
第2には、整備事業に力を入れていることがあげられる。
以前は、農家にダイレクトメールを打ち、定期点検を促していたが、現在では習慣づけがされている。平成8年には自動車の認証工場の資格を取り、2柱リフトを備えていることから大型機械の点検・整備にもたやすく対応できる。
また、メーカーなどの講習会に積極的に参加し、技術の研鑽に努めている。
次に、中古農業機械のスクラップ処理についてお聞きすると、お金を払えば処理業者が引き取ってくれるとのことであった。