農業機械関係の平成29年度当初予算要求等について
2016年10月20日
10月20日、平成28年度補正予算、平成29年度当初予算要求のうち、農業機械、施設をテーマとした、(一社)日本農業機械化協会の平成28年度第2回農業機械化情報研究会が開催された。
研究会では農水省各担当者から説明が行われた。研究会配布資料は機械化協会HPの会員ページに掲載されている。
平成29年度概算要求・平成28年度補正予算 農業機械・施設関係 一覧
農業機械関係平成28 年度補正予算、平成29 年度当初予算要求関連
説明のなかで、
農機への補助金に関しては各方面から厳しい評価を受けている。一部農家から、農機を補助金で購入する時、値引きが少ない、½リース助成は、実際は⅓になるが、その説明がなかった、補助金を利用して強く購入を勧められた等の意見が上がっていることから、今後補助金申請にあたっては、
1.農機店に価格を決定した理由を申請書に記入すること
2.リース料について支払額のうち、税金と、その他(金利、手数料等)を明示すること
を求める等申請手続きに変更を加えるとしている。この流れの中で、農機店の経営に関与する意思はなく、適正な価格で適切に農家も十分に納得して購入していることを確認するために、農機の実売価格調査を10月下旬から11月中旬にかけて実施する。
また予算にはないが、夏から秋にかけて台風による甚大な被害を受け、28年度予算の執行残を活用し、台風対策に当てることを検討している。またこれだけでは不足するため、別途対応を急いでいるとのこと。
カテゴリ:全農機商連からの情報提供